ZC33S パーツ

【パーツ】TM STREET BRAKE PAD【戴きものですが】

Metabon石でございます。

先日、久々にツーリングオフに参加してきました。

生憎の天気でしたがZC33Sだけで総勢25台。
顔馴染みの方・御初目にかかる方との情報交換や、カスタマイズされた車両をチェックと、楽しい一時を過ごすことが出来ました。

そしてなんと!
このオフ会恒例となっているじゃんけん大会で、なんとワタクシ見事勝ち進みブレーキパッドをゲットでございます。
ご提供くださった方、ありがとうございます(次回私もなにか持ってかなきゃですね・・・)

是非ね、SNS等で告知されてるこういったオフ会に参加されることをお勧めします。※偏にスイスポといっても、色々な趣向があるので、そこは自分とベクトルが同じ会なのか?という見極めは必要です

走行中の動的な写真をプロ級の方に撮ってもらえるかもしれませんよ。

ブレーキパッド

ZC33Sの純正ブレーキってどう思われます?

ワタクシ個人的には、50.000km走行でもまだ半分も減っていない驚異の耐久性と、ダストの少なさ、ローター攻撃性の少なさ、そして過不足ない効き(街乗りや峠のみで、サーキット走行はしていません)に、純正でも特に不満は無く思っております。

強いて言えば、フロントがやや強いかな?(つんのめる感じ)とか、ターンパイク下りは流石にヤバいかな?と思うくらい。

キャリパー塗装もしていない(しない)ので、まぁ極々普通のブレーキそのものな見た目です(笑)

まぁ、そのうち交換しようとは思って準備はしてましたが、ひょんなことから?社外ブレーキパッドをゲットできたので、早速交換してみようと思いますよ。あ、ちなみに新品ではなく一度使用している(中古)でございます。

どんなパッドなの?

いつもならパーツを買うときは徹底的にリサーチして、納得したものしか買わないのですが、突然ポンと手にしたそれはずしりと重い、黄色い箱でした。TM SQUAREの「STREET BRAKE PAD」と書いてある。
”STREET USE ONLY”とか、「サーキットでは使わないでね。絶対に」と注意書きあり。あんまり過激なのではなさそうで良かった、と安心。

早速、発売元のHPをチェック!

「TMストリート」 ZC33S専用品は、制動力の違う複数の摩材にて徹底的に合わせ込みを行い、フロントには、効きが少しマイルドになる摩材を、そして、リアには、シッカリと安定した制動力を発揮する摩材をチョイス。また、フロントの効きがマイルドになり、全体的に少し踏力が上がったことで、リアの効きも向上し、よりフロント/リアのバランスを最適化することができました。

○ フロントパッドのコントロール性が向上し、踏力調整がカンタンに! 
○ リア摩材の制動力アップと、全体的な踏力アップで、フロント/リアのバランスが最適化!
○ ダストは、純正パッド +α レベル  鳴きは、発生せず(シム非装着の状況下)

と、ZC33のストリート & ワインディング におけるブレーキ特性に、ピッタリのブレーキパッドに仕上がりました。(メーカーHPより抜粋)

とのこと。
因みに製造元はWINMAXである(なんか一安心)

まぁ、普通に安心して使えるというのが判ったので早速交換作業に入りますか。

パッド交換

ジャッキアップし、馬を掛け、タイヤを外して準備完了です。

WARNING!!

本稿で取り上げる内容は重要保安部品であるブレーキ部品の分解作業を含む内容を紹介していますが、作業要領を示したものではありません。実際に作業される際はメーカーが定める作業手順・工具・締め付けトルクを守る必要があり、正しく分解・組付けが行われなかった場合、適正な制動力が得られない等の欠陥、部品の寿命低下や早期破損、それらに起因する重大な事故を引き起こす可能性があります。※認証取得整備工場への作業依頼をお勧めします。

◆自己責任とよく言われますが、法律上、車の安全は使用者の責任です。がDIY(友人等も含む)による分解整備で引き起こされた事故であればその責任も重くなります。

先ずはフロントから。
片引きキャリパーなのでボルト一本抜きピストン部を上にめくりますよ。
ピストン内側(裏側?)が錆びてきてますね・・・

外した純正パッド。
まだ使えそうですが、アウター側のパッドにクラックが入ってました。

因みに残量は5mmほど。割と均一に減ってます。

お掃除をしまして、ピストン戻しでピストンを押し込みます。

こちらが今回取り付けるパッドになります。
新品に対し多少減ってますが、まだまだ使えそうです。

新しいパッドグリスを必要な部位に適量塗布し、逆の手順で組付ければ完了。同じ作業を反対側も行います。

せっかくなのでシムレスで組んでみました。

ホイールごしだとこう。

黄色いパッド、イイね!
次はリヤ。
基本フロントと同じなんですが、リヤはハンドブレーキ(ワイヤー引き)機構があるので、ピストン戻しの仕方が違います。

このような専用工具が売ってますのであると楽です。
ピストンを回すと引っ込みます。因みにパッド側にポッチがあるのでその位置とピストンの窪みが合うように合わせておきます。

外した純正パッド。
こちらも残り5mmほど。

画像取り忘れでいきなり完成の図。
イイね!!

早速、走ってみましょうか。
その前にブレーキペダルがスカスカになってるので、必ずエンジンを掛け何回かブレーキペダルを踏んで、違和感無い事を確認します。

インプレション

一瞬、純正よりも効かない?!?!とびっくりしましたが、ぐーっと踏むとそれに比例して制動力も立ち上がるのが確認できました。

ぶっちゃけ、少し違和感を感じたのですが、ちょっとするとそれにも慣れメーカーHPに書いてある通り、前後のバランス?よりリヤの利きが増して安定?する様な気がしますね。

それと、コントロール性も確かに良いです。
強弱の幅が広がった感じですね。

マキシマムブレーキングではどうか??
これはあまり純正と変わらないような気がします。。。

総じて、純正に対して悪いことは無く、そのコントロールのしやすさに気に入りました。すぐ慣れちゃいましたけど(笑)

まとめ

自分の使い方では、純正パッドで充分だな~(ライフ長いし)と思ってましたが、社外のパッドも良いもんですね。

効きは良いけど、キーキー煩いとか、すぐ減るとか、ローターもがんがん削りまくるとか、そんなイメージが付きまといますが、このストリートユースに限定した様なものなら、タッチや制動力に違和感もなく、キーキー鳴かず、です。寿命については、暫く使ってみないと判りませんが。

あと、チラッと見える鮮やかな黄色いパッド、イイです(笑)

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