ZC33S パーツ

【パーツ】GANADOR Vertex Sportsのご紹介【マフラー】

マフラーを社外品に交換するという行為。

自動車メーカー及び排気系部品製造サプライヤーが、その車の商品性や搭載するパワートレインに合致する様、要求仕様(排圧や、消音性能、重量、耐久性)に合うよう設計し、当然コストや製造・組立性などにも最新の注意を払いつつ、試作を重ねそれのフィードバックを行い、実験評価部隊は実際に試験を繰り返し(ここで問題があれば設計にフィードバック)、ようやく量産にこぎつけ作り上げられた純正マフラー、それをさぞゴミの様に捨ててしまうことに少しは心を痛めて欲しい。

<非常に凝った作りの純正マフラー>

等とキレイごと言っても、あのステンレスの輝き、曲げ皺一つない大きめのRで曲げられたパイプ、十分な板厚を与えられたフランジ部、職人による完璧な溶接ビード。そしてなんといってもやる気にさせられる排気音と、胸のすくような吹け上がりを目の当たりにしてしまったら、そんなキレイごとなんてどーでも良くなってしまう。

2019年末が押し迫ったとある日に・・・

吸気もECU書き換えもしてないし、音も特に拘ってないし、マフラーなんて当分純正でイイっすよ、なんて思ってました、ハイ。

ところが!ふらっと立ち寄った近所のABの入り口に見慣れぬテントが。なんかメーカーが来て展示即売でもやってるのかな?と思って近寄ると、、、

ガナドールフェアじゃないか!興奮してきたなぁ。吸い寄せられるようにテントイン!!

ガ:「イラッシャイ!」
石:「ZC33S用って今日持ってきてます?」
ガ:「ありますよ!チタンテールとポリッシュが1本づつ」
石:「マジか」
ガ:「今日なら即日取付可能ですよ!」1
  「しかもフェア特別価格で」(電卓ポチポチ、チラッ)
石:「ぬおぉぉぉ!」

買うか買わぬか迷ってると、熱く語る拘りの数々。しかもわざわざZC33S用の現品を箱から出して見せてくれる。作りも丁寧だし、品質はとても良さそう。更にテール部分は二重構造になっており、見栄えも良い。チタンテールは本物のチタンであの青は着色ではなくチタンを焼いて出した色だと。しかも今なら特別価格だし、即取り付け可能。これを逃すと入手はかなり先になるという(実際、その場で通販サイトを確認すると納期未定となっている)

悩んだ挙句購入!

物は目の前にある。
フェア価格の値段も魅力的だ。
しかも今日取り付けて帰れる。
何を迷っているのか?

そう、あまりにも偶然の突然だったため、マフラーに関してのリサーチが全くされてない状況でガナドールを買ってしまって後々後悔しないか、、、ただそれだけだった。しかし、これも何かの縁なのか。ガナドールを製造販売している会社は埼玉県草加市だ。地元(広い目で)企業応援という意味も込めて購入を決めた。

非常に関心した本物チタンテールは止めて、シンプルなステンレスポリッシュテールを選択した。当然センターパイプ付きだ。

GANADOR Vertex Sportsの特徴

やはり何といってもこのテール部奥ににチラ見するトルネードフィンではないでしょうか。

ここだけではなく、排気の流路だったり消音器だったりと、その車の構成要素(エンジンだったり、特性だったり、取り回しだったり)に合わせた流体管理構造=P.B.S(パワーブーストシステム)によって、馬力と燃費と音を引き出している(※ガナドールHPより転載)

実際、交換してすぐ感じたのは、エンジンの吹け上がりが鋭くなったこと。それと何とも言えない音。車内の不快な篭り音は無い。流して走っている時は静かだが、アクセルを踏み込むと、途端に爆音に豹変する二面性(笑)

分割位置は純正と同じ。左右テール部のパイプは等長。センターに二ヵ所とテールに一か所の消音器。

吊り棒もパイプに直付けではなく、
応力集中を下げるためBRKTを介している

通勤ですら毎日が楽しい。

全く予定していなかったマフラー。
衝動買いに等しい。
でも後悔はしていない。
毎日の通勤ですら楽しい。
普通に走ってる分には、わりかし静かなのも有りがたい。
音色も良い。
パワー上がった感もある。
もちろん低速トルク落ちなんて微塵もない。
燃費は、、、あまり変わらない(悪くはならない)

数々の社外マフラーがある中で、偶然これを導入することになってしまったが、満足度は高い。

Metabon石でした。



MetabonZ

自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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