ついにスイフト・スイフトスポーツが仕様変更しましたね。現オーナーも、これからオーナーになろうという方も興味津々なのではないでしょうか。
早速詳細を見ていきましょう。
Contents
安全装備の充実とニューカラー、燃費向上他
かねてから注目度の高かったマイナーチェンジ情報ですが、ついにベールがはがされました。予想記事とは異なり、型式が2型に変更され、ランニングチェンジではなく、マイナーチェンジとなった今回の変更。
どこが変わったのでしょうか。新型は5/25発売です。
(記事内の写真は全てスズキ自動車HPより掲載)
Metabon宮
新色の追加(2トーンカラールーフ車の追加)
新色のフレイムオレンジパール/ブラックツートーンをはじめ、バーニングレッドパールとスピーディーブルーメタリックにもブラックルーフ車を設定。
ルーフの2トーンはスイフトの限定車には存在したが今回はカタログモデルとなった。それ以外のパールホワイト、プレミアムシルバー、チャンピオンイエロー、ブラックパールは継続して販売される。
※ツートーンルーフ車はオレンジ、ブルーが¥44,000、レッドが¥66,000の追加となる。
今回デザインでは変更箇所はなく、バンパーやランプなどの意匠変更は見送られた。あくまでカラーの追加のみにとどまった。
安全装備の充実
後退時ブレーキサポート(6ATのみ)
後方誤発進抑制機能(6ATのみ)
リア・パーキングセンサー
アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付きは6ATのみ)
※40km/h以上で使用可能だが、追従走行時には停車まで追従可能。
※ 6MT車は従来通り40km/h以上での追従走行となる。
標識認識機能
ブラインドスポットモニター(車線変更サポート付き)
リア・クロストラフィックアラート
これらの安全装備を全車標準装備とした。
これらにより、経済産業省、国土交通省が推進する「サポカーSワイド」「衝突軽減ブレーキ認定車(AEBS)」に該当することになった。
残念ながら最新の安全装備は1型のクルマに後付けすることはできない。
これから買う人にとってはかなりの朗報である。
インフォメーションディスプレイ表示項目追加
メーター中央のインフォメーションディスプレイにデジタルスピード表示が追加となった。
搭載エンジンに変更はなし。ただし、燃費の向上が図られている。
搭載エンジンは従来通りK14C型直噴4気筒DOHCターボで、ハイブリッドの搭載はなかった。
しかし、燃費の向上が図られるなど細かなブラッシュアップはなされている模様。
6MT車、6AT車ともにWLTCモードの燃費が向上している。
6MT17.6km/L(従来16.6km/L)
市街地モード 13.8Km/L
郊外モード 18.8km/L
高速道路モード 19.2km/L
6AT 16.6km/L(従来16.4Km/L)
市街地モード 11.9km/L
郊外モード 17.6km/L
高速道路モード 19.1km/L
燃費向上はムービングパーツの見直しやECUプログラムの最適化などによるものと思われる(メーカーの公式発表を待ちたい)。乗り味にどんな変化があるかが興味深いところ。
その他
全車6スピーカー標準装備(2スピーカ+2スピーカー+ツイーター×2)
初期型はパッケージによっては2スピーカーしかなかった(リア配線もない)ことを考えると非常に親切である。純正スピーカーはアレだが・・・。
ナビなどの最新仕様はアクセサリーカタログを参照されたい。
※新型ハスラーに採用された工場装着の9インチナビは見送られた。
細かいところだが、正式な型式名もこれまでのCBA-ZC33Sから4BA-ZC33Sに変更になっている。社外パーツにによっては対応していないものもあるため注意が必要だ。(マフラーなど)
気になる価格は、
いわゆる標準車(スズキセーフティサポートなし車)が受注生産になり、実質2,017,400円~となった。それでも装備内容などを考えると相変わらず破格のお買い得は変わりない。
気になるオプションはこれだ!!
さて、初期型になってしまった現オーナーの我々にできることは??
とアクセサリーカタログを見てみることに。すると・・・
キッズカーSWIFT
スズキ純正 キッズカー SWIFT 21,120円
小さいお子さんがいるご家庭に。
こういう憎いアイテムで奥さんを攻略せよ!
ちなみにボディカラーはレッドのみ。
STマーク準拠。1歳半~3歳までのお子様用。エンジン型式:両足。
スイフトスポーツ専用アンダーガーニッシュ
今回のアクセサリーでかなりのインパクトがあったのはコレ。
カラードのアンダーガーニッシュキット。
新型発表の時から「なんで黒の無塗装樹脂なんだよ!!」という声の大きかった純正スポイラーガーニッシュ。
そこにボディ同色のガーニッシュを貼りつけることでご覧のとおりのスタイリッシュさ。これまたヤラレタ感が強い。
初期型にも問題なく装着できるはずである。また、ボディ同色でフルカラー仕様も良いが、イエローボディにシルバーのガーニッシュや、ブラックやシルバーのボディにオレンジなど、さし色的にも使用できる!!
しかし、写真の3点セットで154,055円と非常に高価なのが悩みどころ。
もちろんバラで購入することも可能で、
フロントアンダーガーニッシュが43,175円
サイドアンダーガーニッシュが63,690円
リアアンダーガーニッシュが47,190円
エアロがボディ色になることで見た目の重心が下げられかなり低く見える。
(実際純正より6mm低くなる)
※サイドストライプとの同時装着はできないとの記載アリ。
まとめ
さて、マイナーチェンジ最新情報はいかがだったでしょうか。
現オーナーである我々MetabonZもついに「前期型」あるいは「初期型」ユーザー。複雑な気持ちではありますが、このクルマの楽しさが変わったわけではまったくありません。
個人的には新色のフレイムオレンジパールとブラックのツートーンがかなり刺さっていて羨ましい気持ちになっています。
後は全速度追従可能なACC。電子制御パーキングなしでどんな制御なのか興味があります。
機会があれば2型モデルの試乗なども記事にしたいと思っています。
初期モデルだから・・・と卑屈になることなく、スイフトスポーツの深化・進化を喜びたいMetabonZです。
今後ともMetabonZともども、スイフトスポーツを楽しみましょう!!
Metabon宮
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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