EDFC ACTIVE PROと補強について

【敵か?味方か?】ボディ補強のススメ#8

前回#7の投稿から約一カ月経ってしまいました。。。
途中、ステイホームなGWとかもあったろーに、とお思いかもしれませんが、まぁ大目にみてやってください。

さて、巷ではスイフト及びスイフトスポーツの2型の件でちょっぴりざわついてますが、何故、外装(意匠)の変更は無いのか?何の為のアップデートなのか?なぜ燃費が向上しているのか??

その本質を理解すれば塗色の追加や純正エアロパーツ風なOPT追加なんて大したことないんです。

<いい目くらましだ>

この先に続く伏線のような、もっと驚くことが隠れているかもしれませんよ。

詳しくは相方宮氏が投稿した、
【NEW!】スイフトスポーツ マイナーチェンジ【仕様変更】
をよく読んでくださいね↑↑↑

私個人的には、スイフト RStがラインナップから消えてしまったのが非常に残念ですよ。(Metabon石)

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RStはスイスポの登場で役目を終えていた?!
2016年末、フルモデルチェンジしたスイフトのフラッグシップであり最スポーティグレードだったRSt。翌年遅れて登場したスイフトスポーツの登場により一気に存在感が薄れてしまう。
3発なんて、とか、値段がスイスポと大差ないとか、色々思うことがあるとは思うが、代車として数週間に渡りRStと共に生活したワタクシ、すっかり素性の良さに嵌り、気に入ってしまった。

ZC13C、エンジンはK10C・1.0L直3 ターボで、75kW(102PS)、150N・m(15.3kg・m)、スイフトスポーツのK14Cから丁度1気筒無くした構造とスッペック、組み合わされるT/Mはこれまたスイスポと同じ6AT。車重はたったの930kg、この軽さは3気筒エンジンによるもので、スイスポよりも鼻先が軽く、機敏。まぁ、とにかくバランスがとても良い感じが好印象だった。

2型からはストロングハイブリッド+5AGSのSZというグレードがRStの後釜になる形で、これはこれで興味深いが、、、

やっぱり、RStの軽快感が忘れられない!!
カー○ンサーによると今現在RStのセーフティパッケージ付は41台、うち未使用車は数台しかないので、新しいのが欲しい方は急げ!!

おさらい

前稿#7の内容は覚えてらっしゃいますか?
我がキイロ号に取りつけたクスコの補強パーツを取り付けた順に紹介しました。また、軽くインプレも記載してます。

重複しますが、それぞれのパーツをひとつひとつ取り付け、どうなのか?ではなく、順に足していったものであることをご了承ねがいます。

で、クスコの補強パーツを順に足していって思ったのは、個々のパフォーマンスというよりは全てを取り入れてのシステム的な、全体のバランスを意図的に作っているように感じました。

さて、しばしこの連載が止まっていたのは、補強を追加していくうちにEDFCのセッティングにも変化があり、タイヤも途中で変わり、また季節的な物で言えば秋から冬へ、そして現在春を過ぎて初夏の陽気になり、またタイヤが変わりと、キイロ号も環境も刻々と変わっていること、これによってどうまとめるか非常に苦慮してます。。。

また、上記の様に車や環境が変われば人間の感じ方も変わるものであります。ですが、一つ言えることは、次の通りです。

ボディ補強で得られた物

これも何回か書いてますが、人それぞれ考えや好みがあります。そもそも補強パーツなんて御免だ!、それも一理あるんです。

ですが、やはりバランスはとても大事だと思ってます。
足回りを強化したら、それに見合う走り方をするならば、それを受けるボディも強化してあげなくてはいけない。ノーマルのボデイはあくまでもノーマルの足の入力有りきなんです。しかも軽さを追求したスイスポですよ!!

これが我々が補強入れる前に立てた仮設であり、それは実際に補強を入れたことによって間違っていなかったという証明になったと思ってます。

「気持ちよく走れる。どんな道も」

これに尽きる。

と同時に、補強を足していくにつれ、足の、ダンパーの減衰力を自動調整するEDFCのセッティングに違和感を感じるようになってきました。

その違和感を解消する為の走り込みは続くのですが、その走り込みによってセッティングの考え方も大きく変わっていくことになるんです。

そう、その違和感の原因は後にすぐに判明したのですが、サスペンションを受けるボディ、ボディから伝わる体感、車の動き、そして運転スタイルもが良い方向に作用してるんです。

EDFCのセッティングにもたらしたもの

峠道を想像してください。
中・高速コーナー、割とキツイ。

こんなシチュエーションでは、EDFCの制御をフルに活用してダンパーを締めあげる・・・となるのは創造するに容易いと思ます。

でもこの時、スイスポのボディ、特にリヤ周りは妙に頼りなく感じるはずなんです。なので更にEDFCの制御を強める。インとアウトの段数差を大きくしたり、もしくはフロントで頑張るようにしたり。

しかし、補強を追加したことによって、今までのセッティングだと制御が強めに感じてしまう。路面からの外乱がキツめに感じるようになってきました。

そこで、実験的にマニュアルモードにして64段で走ってみたり、逆に0で走ってみたり。

????

制御無くても普通に走れる??
厳密には制御は有った方が良いのだが、かつてのFLEX Zのみの時の様な残念な感じは全くないんです。

大幅にセッティングを見直す必要がある、この時覚悟しました。
それと、街乗り用とか、峠用とかのセッティングを分ける必要も無いのでは?という事はその過程で気付くことに。

そうして我々のセッティングは完成した

本連載、補強ののススメの予告に、「後にEDFCのセッティングにも大きく影響を及ぼすことになる」と言うのは正に”この時”のことだったんです。

以降、EDFCについての内容になるので、

【神デバイス】EDFCのススメ_続編#弐(準備中)

にてお送り致します。

まとめ

例え、足を強化しても、走る場所であったりドライビングスタイルであったり、そもそもの好みによって、補強の要否は人それぞれであります。

我々がホームコースとしている山が、高速コーナーの連続でありながら路面状況が悪いところがあったり、普段の通勤道が幹線道路ではなく、郊外の田舎道ばかりで、ボディ補強による恩恵が受けやすいというのもありますが、、、。

ですが、前出のノーマルなRStでいつもの山を走った際は、補強無くても問題は無かったことから、やはりタイヤ含めてのばらんすかなぁと思います。

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そういう意味では、今現在キイロ号も宮氏のプレミアムシルバー号も、正しい選択をし、そしてその走り味にとても満足しています。

この先、直近で言えば、キイロ号のタイヤがNEWタイヤになる。
宮氏の車にはSWKの羽根が付く。

でもなんも心配はない。
ちょいちょいっと、EDFCのセッティングを調律するだけである。

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自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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