ZC33Sのミーティングへの参加である。
発売間もないこのZC33Sスイフトスポーツ。当然情報もまだまだ少なかった時期。ネットを徘徊してたどりついたのは「みんカラ」というカーライフ専用SNS。そこでこのクルマのミーティングがあると知り、参加したのだった。
そこではいろいろな発見があった。
まずオーナー層がかなり「年配ばかり」であるという点。
無理もない。「車が全てだった」世代はもはや40代を超えている。
そしてあまり書きたくもないが、経済的にもいろいろとあるだろう。
それに交じって若いオーナーがチラホラ。
当時、ノーマル車がまだ多かったが、しっかりカスタマイズに精を出している人たちがたくさんいた。
ホイールにマフラー。車高調。タービン、ECU。
発売直後のクルマにそれだけパーツがあるんだと驚き。
その方たちのクルマを見せてもらっているうちに、ちょっとムズムズしてきたのはまちがいない。
ちなみにまだこのミーティングにはMetabon石氏は登場しない。
そして、意を決してマフラーを交換。
この重低音に囲まれる快感。アクセルを踏み込めば快音が聴こえる。
最高とは、こういうことだ。
妻からは白い目で見られ、子どもにも「恥ずかしいからそれで迎えに来ないで」とキビシく釘を刺されつつも、
もっともっとイジリタイという欲求がつのる。
まるでプラモデルを組み立てるようなワクワク感。
自分の求めているものが見えてくるこの感じ。
アドレナリンが沸いてくる。
そしていよいよ足回りに着手するのであった。
つづく
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
Metabon宮 Metabon石