Metabon石です。最近ふと思うとです。
あの頃に戻りたい・・・
納車後間もない頃のキイロ号(実験機)
当然まだ卸したての完全ノーマル、新車の臭いが懐かしいピチピチ感。
当然、当時はノーマルでも充分楽しかったし、この車を手に入れた喜びが大きくてなんの不満もなかった。帰宅後、ただ走らせたくて走り回ったり。
ノーマルのスイフトスポーツって、かなり良いですよ!
今だから心からそう思うし声を大にして言えるってもんです。ま、どうしようもなくなったら、もう一台新車で買えば良いわけで(笑)
先へ進もう。
車買ったら何から弄るか?
ぶっちゃけ決まりは無い(笑)
人それぞれ、お財布事情にもよるし。
悩むのがめんどくさい方は、車を買う段階で決めなくてはならないがショップのコンプリートカーなんてのもある。これは気に入ったのがあって条件が合えば個人的にはかなりおススメである。なにしろ後から弄るよりかなりお得なのだ(拙者も以前所有していたJB23(ジムニー)は某老舗のコンプリートカーを買った)
でも、後からコツコツ仕上げていくっていうの、やっぱ楽しいんだこれが。何かパーツを買う度に脳内には快楽物質ドーパミンがドバドバ放出される。一種の麻薬だ。
さて、何から弄るか?Metabon石とキイロ号の軌跡を一例として記そうと思う。
1)オーディオ、運転席周りを整える
オーディオレスでオーダーしたため、ナビの取付と、ドラレコ、ETCのセットアップが納車後すぐの弄りだ。それと、フロントスピーカー交換、リヤドアスピーカー取付、サブウーファー取付、サテライトスピーカーの取付。これだけでも結構やった感がある。
当然、似非オーディオ―拘りとしては、ドア4枚のデッドニングもやる。
ちなみに是非今度キイロ号のドア(の鉄板部)を軽くコンコンしてみて欲しい(優しくね)。カンカンと響かず、コツコツと鈍い音が返ってくる。デットニングにより本来のオーディオの音が良くなったのか?そんなことよりもドア閉めたときの音が重厚なのが嬉しかったり。
次に、ペダル類とフットレスト、シフトノブ。モンスターで揃えた。因みに、クラッチペダルはかなりおススメである。クラッチだけ妙に高いペダル位置が普通になり、操作性が良くなる。フットレストとペダルカバーも、飾りではなく機能性装飾部品と言ったところか。
あとは細々としたものを導入していき、暫くノーマルで楽しむ。
2)大物に行く前にオフ会に行こう
3大 大物といえば、
1)タイヤ&ホイール
2)マフラー
3)サスペンション
ではなかろうか?
でもこれらは値が張るし、なかなか現物を店頭で見ることは出来ない。値が張るものだけに、実際に走った感じであったり、音であったりと、動的な情報を得た上で決めたい。
そんな時は、是非オフ会に参加すべきである。実際に目で見て音を聞き、その品物を装着しているオーナーの直の声が聞けるからだ。
自分は、ノーマル状態で2回ほどオフ会に参加している。当然とても参考になったし、しばらくノーマルで乗ろうと誓った決意は音を立てて崩れる。
3)プランを立てよう
予め、最終的な着地点、理想形をイメージすると良い。例えば外装は○○で統一するとか、このホイールにはあのエアロは合わないとかもあるが、そもそも何を目指しているのか?主戦場はどこか??によっても方向性が異なる。コンセプトは大事だ!
当然予算の都合もある。無理をしては元も子もない。パーツ購入は計画的に!
Metabon石的キイロ号の軌跡
見た目ノーマル(外装には手を付けない)と決めた。エアロパーツは値が張るというのもある。そこまで予算は回せないので、中身に投資を集中させる。
というわけで先ずはサスペンション(車高調:テインのFLEX ZとEDFC ACTIVE PRO)、足作りから入ることにした。単に車高を下げたいだけであれば、純正のモンロー製ダンパーと組み合わせるダウンサス(スプリングのみ)で充分である。何より安く上がる。物によっては乗り心地がいまいちと評される物もあるので良くリサーチされたし。
予算が許せば車高調をお勧めする。工賃含めても部品代だけの差である。
因みにタイヤ&ホイールはノーマルのままだ。タイヤもまだ十分溝があるし、ホイールはいづれ黒く塗ってしまおうと思っていたからだ。
あまり評判が良くない純正ホイールも、黒に塗装すると印象がガラリと変わる。なにより195/45R17のコンチネンタルとの相性もいいし、品質は折り紙付きだ。
足が整ってきたところで、ボディの補強に取り掛かった。ただいま連載がスタートしたので詳細はそちらを参照願う。
ここで一旦腕を磨くことにした。ポテンシャルが向上したスイスポをねじ伏せるのではなく同化するイメージなんて言えば聞こえが良いが、車だけ仕上がってもそれを使いこなせないようでは意味は無い。現在も続けている、筑波山での週末朝練にて走り込む。
走り込みを続けていると、タイヤがあっという間に寿命を迎える。ここでホイールとセットで新調しようとしていた時に、宮氏が別のセットを買うというので安く譲ってもらった。代わりにといってはなんだが、足が良くなり、車体の剛性も上がり、コーナリングスピードの上昇に伴いセミバケットシートが欲しくなる→レカロのセミバケ(SR-7 ASM)の導入した。
そして冬ボでマフラー、これは衝動買いであったが走るのが一層楽しくなった。
とこんな感じだ。
因みに、ECUの書き換えや社外エアクリーナーの装着は行っていない。理由は色々あるが、一番の理由はメーカー保証だ。ディーラーによってもその辺の見解はまちまちかもしれないが、自分がお世話になっているディーラーではカスタムには割と寛容だが、ECUの書き換えについてはNGとのこと。ちなみにサブコンは問題ないということなのでpivotのサブコン(パワードライブ)を使用している。所詮サブコン、書き換えには敵わないがそれでも4000rpmからのドッカーン的な加速(ブースト1.3は伊達じゃない)は強烈だ。
後は、ワイトレとかスペーサーは使わない(ツライチに拘らず=適正アライメント重視)、燃料タンクには燃料(ガソリン)以外の物は入れない、エンジンオイルには混ぜ物(添加剤)しない、 パワーだけを追い求めない、タイヤはケチらない等々は、ちゃんとした裏付け・理由もあるポリシーである
<あとがき>
ノーマルから何かを弄れば、バランスは崩れます。一番怖いのは売り文句だけを鵜呑みにしてデメリットを把握していないこと。本当に必要なものか、見極めることも大切です。
改善のつもりが、お金払って改悪になってはいませんか?本当にそれひつようですか?デメリットや背反を把握してますか?
単なる装飾系全て悪いとは言いません、見た目も大事ですが、それよりも安全や性能はもっと大事ですよ。当然保安基準等の法令順守をお願いしますね。
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
Metabon宮 Metabon石