さて、Metabon宮です。またまた、久しぶりの更新になります。便りがないのは元気な証拠よろしく、非常に平穏なスイスポライフを送っております。
そんな宮号もついに初回車検を迎えることになりました。今日はその話と最近の状況などについてお話しますよ。
もう3年、まだ3年
家族の反対を押し切ってスイスポを買って早いもので3年が経過しようとしている。
もう3年たったか、という気持ちとまだ3年か、というなんとも複雑な気持ちが交互に顔を出している。
なにしろ、3年で約63000キロ。通勤は片道15kmしかない。つまり、通勤以外のドライブに於いて、自分史上かなり走った方だと言える。
とにかく時間があれば乗っていたい!走っていたい!と思えたからこその距離の伸び方だったように思う。
同時にまだ3年しか経っていないだと?
という気持ちもある。なぜなら、このスイスポとはかなり濃い付き合いをしてきたからだ。
マフラーの交換に始まり、足回りの交換を巡って実にさまざまな出会いがあった。我々metabonz結成も足回りを発端にしたものだ。お山も随分通った。クルマを通して様々な経験をしたことが、随分長く付き合ってきたような気分にさせているのだろう。
で、ときは流れ、3年乗ってどうか?という話である。
現状の仕様は?
車検を前に現状のZC33Sの状態について。
足回りはTEINフレックスZ、EDFCを外し、ノーマル戻し。シートもレカロからノーマル戻し。タイヤ・ホイールも新車外しの純正仕様である。
社外パーツは、トラストのマフラーと、アールズのECU、クスコの補強パーツ、ノブレッセのエアロくらいである。つまり見た目、いじってる感じはまるでない。エアロ以外。
気に入っていたレカロを外した理由は、山を走らなくなったから。街乗りでは抜群のホールド感より、乗り降りの楽さとクッション性が欲しくなってきたのもある。もちろん、足回りがノーマルに戻った影響も大きい。
ドアミラーを対策品に換えた以外目立ったトラブルはない。外装の黒樹脂の劣化がかなり進んでいるのは少々悲しい。
車検を通すこと
元来飽きっぽいワタクシ。実は車検を通して乗ったクルマの方が少なかったりする。自慢でもなんでもなく、一度飽きた、と感じたら乗り続けることが苦痛になってしまうからだ。当然、家族から毎度の猛ブーイングを喰らう。それでも強引に買い替えてきたのは、毎日付き合うものだからだ。毎日触れるものが苦痛では非常に人生は辛くなる。それくらい、クルマの存在は自分にとって大きかった。
しかし、今回は車検を通すことにした。
もちろん、経済的な面もある。今また新車を買い替えるには自身の財布パワーが不足しているし、猛烈に欲しいクルマもない。
もう少しスイスポと付き合ってみようと思えた理由は、足回りのノーマル戻しが大きい。新車から間もなく社外パーツの足回りに変えてしまって、実はあまりノーマル足を理解していなかったのだ、と今は思える。
そのノーマル足に非常に満足している自分がいるのだ。
マフラーもノーマルに
そもそも、カスタマイズにハマるきっかけはマフラー交換だった。乾いた良い音を奏でるコンフォートスポーツGTSにやられたのが3年前。しかし、人は変わる(笑)
なんだか煩いなあ、と感じてしまったのだ。
経年劣化によるグラスウール減少の影響もあるだろう。
朝イチのデカイアイドリング音。何より、淡々と国道を走る通勤がメインになったこともある。40〜50km/hあたり、ちょうど2000rpm辺りの篭り音がやや耳障りに感じてしまうのだ。また、家族(特に中学生の娘)からの非難も大きい。良い歳したおじさんがボーボー恥ずかしいから送って欲しくない、とまで言われたら・・・(笑)
保管してあるノーマルマフラーもあるし、このマフラーが欲しいという人もいる。
タイミング的には今しかない。
で、どうだったか。
車検整備ついでにマフラーをノーマル戻し。
気になる車検費用は、ベルト類交換、室内クレベリン除菌、エアコンフィルター交換、メンテパックを継続して約130,000円。これを高いと見るかは人それぞれだが、メンテパックは自分のようなユーザーには非常にありがたい。納得の範囲である。
代車のノーマルスイフト(良いクルマだ)から乗り換えると、全てがシャキッとしている。当たり前だが、速い。痛快に速い。
そして、静かだ。
拍子抜けするくらい静かである。
と最初は感じた。
だが、すぐに気づいた。
いままで社外マフラーの重低音に隠れていたエンジン音がハッキリ聞こえる。
ゴーっというタイヤからのロードノイズも聞こえる。風切り音も。
意外だったのはノーマルマフラーもイイ音がすることだ。籠りはなく軽くて気持ちいい音がする。マフラーはノーマルで良いじゃないか!
そもそもスイスポはそんなに静かなクルマじゃなかった・・・・・
まとめ
足回り、シート、マフラーの純正戻し。車検を通したスイスポは、また新車に戻ったかのような新鮮さをもたらしてくれた。
しかし、ブログの更新が少ないことでお分かりだと思うが、今一番の趣味はクルマではなくなっている。興味の中心からズレるとかなり見方や感じ方も変わってくる。
今後は、おそらく今までよりずっとフラットにこのクルマについて語れると思う秋である。
metabon宮
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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