今年のGWは、なんかこうワクワクすると言うよりは、じっと耐え忍び自分と向きあう、言わば修行・苦行の日々だった様な気がします。そんなGWも世間では5/6で終わりますが、ワタクシはまだ数日残っています。。
妄想は楽しい・・・
何かないかな?
そんなことばかり考え、各ショップやメーカーのHPでパーツを漁ります。
車系SNSも参考に、他人のカスタムをチェック。
すると、
これイイな!
あれ良さそうだ!
あーしたい!
こーしたい!
と妄想が続く。この時間は楽しい!!
妄想中の楽しい時間、
気づけば買い物かごには数点のパーツはいってますよね?
そのパーツ、ポチッとする前に
是非ポチッとする前にふと我に返ってほしいのです。
それは必要なのか??
他人の受け売り(ネットの評判)を鵜呑みにしていないか?
俯瞰的に見ておかしなことにならないか??
そもそも大蔵省の許可は得たのか???
つまり、ワクワクすることも大事だが、一歩引いて冷静な判断も必要です。
まぁこれが意外と出来そうで出来ないんですけどね(汗
過去高い勉強代を沢山払ってきたおっさんからの助言(その1)です。
他人に流されない
若者に限らず、なんだか何を目指しているのか判らないようなカスタムを良く目にします。
そんなの人それぞれ、他人がどうのこうのいう筋合いはない。たしかにそうでありまするよ。カスタムは個人の自由だし、自己満足の世界です。
ですが。
いろんなパーツを付けていて一見華やかだったり、スゲー感だったりするけど、何かこう、とっ散らかっている車も見受けられます。
特にオフミーティングや車系SNS上では、そういう車は目立ちます。
是非ね、どうしてそうなっているのか、直接オーナーさんと会って会話してみて欲しいんです(但しオンラインではだめですよ)
なんでそーなっちゃったのか?
会話すると、そのバックグラウンドであったり、その人の想いが判ります。
何が目的なのか?サーキット?湾岸?峠?オフ会展示??
見た目だけなのか。
ちゃんと考えられているのか。
是非ね、参考にするなら、自分と同じ考えや目的の方の声と、その車を参考にしてみましょう。おっさんからの助言(その2)です。
という訳で!
何が言いたいのかというと、
【ポリシーを持とう】
ということなんですよ。
難しいことじゃないです。
目的がハッキリしていればそれは信念(ポリシー)になります。
自分の考えがあれば、それも信念(ポリシー)になります。
せっかくカッコよくしたいのであれば、あれもこれもではなく、しっかりどういう風にしたいのか?という目標を描く。
どう走りたいのか?
というのであれば、おのずと必要な物がハッキリしてくる。少なくとも、○○や、△△を付けた車がサーキットや峠でちゃんと走れるわけがない。
信念を持つだけ、それだけでも車の雰囲気はかなり変わり、統一感が生まれ、不要なものは削ぎ落とされ洗練されるはずなんです。
ファッション系だって、同じです。
私はよくわかりませんが(汗
「信念をもって造られた車は、ある種凄味を含んだオーラを身にまとう」
おっさんからの提言です。
あとは、
これは完全に自分の経験に基づく考えですが、
・ショップの出入にならない
→何から何まで、一店舗のショップに頼らない、依存しない
・あままり大人数のグループに参加しない
→色んな人いる、考えもマチマチ、それに合わせる合わせない等
(ある程度方向性が合ってれば問題ないです)
・迷ったらホームコースに行く
→悶々としてても、ホームコース一本走ったらどうでもよくなったり
修行の場でもありリセットする場でもある
偉そうに言ってるおっさんも危なかった・・・
このGW。
注文したホイールもまだ届かず、、、従ってタイヤも変えれず。
なんだかこの状況がとても中途半端な感じがして落ち着きません。
それを打開しようと、新たな刺激が欲しい。
簡単にいっちゃえば、すぐ手に入ってウェーイ!となる様な物。。。
暇なもんだから、あれやこれやと。
でもお手軽?で費用対効果が高く、激変すると言われているもの。
モアパワーを求め、ECU書換えあたりかな?というところで落ち着く。
そんな時に、偶然にも2台のスイスポオーナーさんと会う機会がありまして、どちらも車両もECU書き換えをしてます。
さて、ECU書き換えと言えば、いろんなショップさんが売りに出してます。SNS上でもひと悶着あったり、どこのが良いとかあそこのはダメとか、まぁとにかく体験したり、話を聞いてみなきゃ判りませんよね。
で、この機会に是非お会いしたいと、オファーしたわけです。
今回乗せて頂いた一台はA社、もう一台はB社と、どちらも今自分が欲しいと思っている低~中間域のトルク感の改善と、レブの引き上げがされています。その恩恵はどのように自分は感じるのか?
とても乗りやすい!!
これに尽きる。結果、めっちゃ速い!
まぁどっちが良いのとか、そういう野暮なことは抜きにして、オーナーさんの考えもしっかりしてて筋が通っており(主戦場上、あのパフォーマンスが必然なのも理解)、とても参考になる良い経験をさせて頂きました。
ショック療法?
さて。
パワートレインについては未だ完全ノーマルなワタクシのスイスポ。実は最近色々思うことがあってサブコンも外してます。
対する今回乗せて頂いたのはECU書き換え車両。
まぁどちらもすぐに感じたのはこんなにも違うものか!!ということ。
ピークパワーと言うよりは、パワーの出方(当然パワーもトルクも上がっている)が下から上まで途切れず、ピックアップが良い。
しかも(だから)非常に乗り易い。
強い衝撃と、なんとなく自分の車が物足りなく感じるという落胆(当然ですよね)を短い間に2度も味わったわけです。
居てもたってもいられず、翌早朝ホームコースである山に行く。
あいにくの小雨だったが、ここに来るのは久々である。
久々。。。そうか、迷いが出るのも当然だ。
ホームコースって大事だなと思った次第。
あーだこーだ言ってないで、黙ってホイールを待ちタイヤを入れてから。話はそっからだ。
非常にスッキリして山を後にした。
そんなGWでございました。
山では、ノーマルでもキッチリ踏み切るのも楽しいもんですよ(笑)
タイム気にしたり、他車と競争しなければですが。(Metabon石)
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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