日本での導入は未定
スズキの欧州部門より、2020年春より、スイフトスポーツなど3車種に48Vのマイルドハイブリッドを搭載すると発表された。
我々現オーナーはマイナーチェンジ情報が欲しいのだが、やはりマイナーチェンジ後はマイルドハイブリッドになるのだろうか?
※3/24追記 英国仕様の追加情報。車重は1025kg(MT)最高出力は129PS。最大トルクは23.9kg.mを2500〜3500rpmで発生。48Vハイブリッドを使って回転の上昇を抑える仕様とのこと。
※3/15追記 4月に「スイフト」のマイナーチェンジが実施される。
スイフトスポーツの内外装に変更はないが、誤後退防止装置などの追加装備があるとの情報あり。
スズキはCO2排出量をさらに削減し、車両ラインナップ全体で燃費を改善するために、継続的な取り組みを進めている。その一環として2020年春、48ボルトのマイルドハイブリッド搭載車を欧州市場へ投入する。
48ボルトのマイルドハイブリッドは、新開発の1.4リットル「K14D」型ガソリン「ブースタージェット」エンジンに組み合わせられる。この48ボルトのマイルドハイブリッドパワートレインは、『スイフトスポーツ』、『ビターラ』「(日本名:『エスクード』に相当)、『Sクロス』(日本名:『SX4 Sクロス』に相当)の3車種に搭載される予定だ。48ボルトのマイルドハイブリッドは、2016年にスズキが欧州向けの『イグニス』とスイフトのマニュアルトランスミッションモデルに導入した12ボルトのマイルドハイブリッドシステムの「SHVS」(スマート・ハイブリッド・ビークルbyスズキ)と、同様のシステムを採用する。
イグニスの場合、1.2リットルのデュアルジェットエンジンに、発電とモーターアシスト機能を備えた「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、リチウムイオンバッテリーでシステムを構成。コンパクトカーに適したマイルドハイブリッドシステムによって、優れた燃費性能と力強い走りを高次元で追求していた。 スズキによると、最大20%のCO2排出量の削減とトルクの向上、新燃費基準のWLTPで最大15%の複合モード燃費の向上を実現するという。
Responseより
ハイブリッド化による懸念はやはり重量の増加と価格の上昇だろう。
報道によればハイブリッドユニット、バッテリー合わせて15kg程度に抑えられているというが、1トンを切る重量ではなくなってしまうだろう。
欧州での燃費基準(CO2排出基準)に適合させるための措置だと思われるが、日本への導入の時期は明らかないされていない。
先日、ディーラーで営業マンと話したところでは、まずエスクードから例のK14Dが導入されるらしいとのこと。エスクードは現在もスペイン工場で製造されており、わざわざ日本仕様を作り分けないのかもしれない。(受注が集まらないと船便で出荷しないのだとか)
現オーナが知りたいのは・・・
いずれにしても現オーナーが気になるのは、我らがK14Cはこれで最後になってしまうのか・・・・という点と、おそらく後期モデルのデザインの変更やパーツの流用情報ではなかろうか。
そして、これからオーナーになろうと考えている方からすれば、いつが買い時なんだという話である。このことについては個人的にだが「欲しいなら今すぐオーダーしたほうがいい!」と言いたい。今契約しても納期は2~3か月。バックオーダーはいまだ解消されない。たとえマイナーチェンジがあったとして、「この楽しさ」がそう変わるとは思えない。変わるとすれば、すでにハスラーに搭載されている安全デバイスの新型化だろう。
(ACCが15km/hから対応。道路標識を認識できる)
筆者個人としてはその48Vハイブリッドの乗り味が気になる。モーターによるアシストがどれくらいのものなのか知りたい。
実際、ワゴンRのS‐エネチャージは街中ではかなり有効だった。
で、気になるのは、グリル、バンパー、ヘッドランプやテールがデザイン変更になって、一気に前期型が古臭く見える・・・などということはよくある。
後期型のあのパーツ、いいな! というやつ。
流用はできるのか?値段は?
そういった情報が入り次第記事にしたい。
※3.12追記 現在発注をかけると,マイナーチェンジモデルになるとの情報あり。
※いずれにしてもバックオーダーがあるため,納期は未定だ。
Metabon宮
自動車物書きユニット MetabonZ。
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