Metabon宮です。
今日、いや今日もどーでもいい話なのでお目汚しだけども。
いきなり自分語りで恐縮だが、筆者、何を隠そう「○○を着けるだけで○○が!!」みたいなうたい文句に弱い(笑)。いや、正確には弱かった。
お恥ずかしい話だが結構「オカルト系」のパーツを買ってはつけていた時期がある。
ここでいうオカルト系とは、「あやしいうたい文句」「科学的根拠が乏しい」「トンでも理論」「結構高額」などを兼ね備えた、愛すべきアイテムたちのことをいう。
・・・・・ってこういう話を書くと「いや効果はあった」「それはおかしい」みたいな話がかならず出てくるので、あくまで筆者個人の話として書く。
Contents
プラシーボ効果
プラセボとも呼ばれ、日本語では「偽薬効果」と呼ばれるもの。
「偽薬を処方しても薬だと信じ込むことによって効果があるように信じ込む」こととされている。
プラシーボの語源は「私を喜ばせるもの」のプラシーバーから来ているとの説あり。
そんなことは百も承知。頭ではわかっているのだ。
うさん臭くても、財布に小金があるとなぜか買ってしまう。
この「割り切れない感情」、わかるだろうか?
過去買ってしまったものとしては・・・
熱いイナズ○
チューン○○ぷ
SE○
スーパーヒュ○○
○万円もするアーシングキット
・・・・・・書いていて悲しくなってきたぞ。
自分に強い暗示をかける
信じる者は救われる。
「ん?確かになんか違う!凄い効果がある!!」
と、思い込んでしまう・・・・
さらには「こんなイイものを独り占めにするわけにはいかない。みんなに伝えなくては」
なんて思う人もいるわけで。
でもね、
人間の感覚ほどあてにならないものはないのだ。
なぜなら、ほぼ体調と「気分」でどうにでもなってしまうからだ。
足回りのEDFCによるセッティングもそれを嫌というほど実感している。
気分が良いときはどんなセッティングでもプラスのイメージだし、反対に疲労がピークの時や嫌なことがあったときはマイナス評価になりがち。
だからMetabon石氏の「数値による管理」が大事なのだ。
感じ方とデータは必ずしも一致しない。
で、上記オカルトパーツたちは、冷静にどうだったかというと、
個人的には全く効果を感じられなかった。
いや、正確に言うと「効果を感じるように自己暗示を強烈にかけていた」ことに気付いた。感じたかったのだ。
もちろん、燃費向上もデータとして全くだった。
だって、それらのパーツを外しても何も変化がなかったから。
そして寂しくなった財布と心に冷たい風が入ってくる・・・・
でも、いいんだ!
人間とは欲張りな動物である。
ちょっとでも今より良くなれば・・・・・
そう思ってこういうパーツに手を伸ばす。
それを否定しているわけではない。
単に筆者に繊細な感受性が欠けているだけかもしれない。
本人が納得して、満足していればいいのだ。
ただ、一言。
お金は大切に!!
Metabon宮
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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