つぎ込んだ額を計算して・・・・
Metabon宮です。
今までスイフトスポーツを購入してからいったいいくらつぎ込んだのか、計算してみて驚愕する。
ざっと思い浮かべると・・・
・マフラー(センターパイプ付き)
・車高調サスペンションキット
・EDFC ACTIVE PRO
・ECU
・ブレーキパッド
・ウェッズスポーツホイール
・PINSOタイヤ
・ENKEIホイール
・FALKENタイヤ
・RECAROSR7
・ノブレッセエアロ
・SWKウイング(まだ来てない)
その他もろもろ・・・・チーン(レジの音)
ざっくり130万円!!
ちょっとビックリだ。
そんな話を相方の石氏としていたら(石氏も同じくらいつぎ込んでる笑)、
そんだけあったらもっといいクルマ買えたかもね、という話になった。
これについて考えてみた。
題して「そんなにつぎこむならもっといいクルマ買えた問題」
仮に130万円足して考えてみると・・・
ちなみに筆者’(Metabon宮)のZC33Sの仕様は6ATのセーフティパッケージに全方位カメラ、8インチナビ、その他もろもろオプションでざっくり240万円だった。
そこに130万円を足すと総額370万円。
車両価格320~330万円位までなら買えたことになる。
もちろん「走りが楽しいクルマ」「オジサンがもう一度濃いカーライフを送れるクルマ」である。国産・輸入車は問わない。
ざっと、86、BRZ、ロードスターあたりが思い浮かぶ・・・・・
中古ならWRXもレヴォーグも、なんならクラウンアスリートだってBMWのMやアウディS3だって買えないわけじゃない(年式によるけれども)・・・・
確かに、その手もあったか、と思わなくもない(方向性は置いておいて)。
そこで問題になるのはじゃあそれらを買ったらノーマルで乗るのか、ということだ。
スイフトスポーツだから買えた・・・
それだけの額を工面して上記のクルマを買うことはおそらく不可能ではなかっただろうが、貧乏リーマンの自分たちには余力はないことは容易に想像できる。
つまり、いじりたくてもその資本が用意できない事態に陥ることは明白だ。
そもそも、スイフトスポーツじゃなかったら家族を説得できただろうか、という問題もある。
例えば86やロードスターは、2人しか乗れない。(86のリアは・・・)
この時点で「却下」されるのは明白。
では中古で・・・というと、中古で300万円という考えが家族にない。
新車では手が届かないが、1~2年落ちなら買えるよと言っても響かない。
300万円も払って中古?となってしまうのでその辺の説得も厄介である。
総合的に考えて、あの日、あの時、あの場所で、スイフトスポーツだから買えたというのが動かせない事実なのは間違いない。
そして思い出してみてほしい。
試乗してぶっ飛んで「コレください」になった自分を・・・・
そうなのだ。一目ぼれならぬ「ひと踏みぼれ」だったのだ。
パーツひとつひとつにドラマがあった
ざっと130万円といっても、いっぺんに取り付けたわけではない。
一つ一つ、悩みぬいて、背徳の気持ちと戦ってつけたパーツたちだ。
後悔が全くない、と言えば嘘になるが、その分、ワクワクしたし、大げさでなく生きる勇気をもらった。
マフラーを換え、その音に癒され、勇気づけられ・・・・
車高を落とし、グッと凛々しくなった姿に何度も駐車場で振り返り・・・
どんどん変わっていく愛車にチカラをもらったことは何度もある。
「俺はこのクルマに誇りを持って乗っている。」
クルマに夢中なオヤジの背中を見て息子、娘もやたらクルマに詳しくなった。
やれ、どこのホイールがいいだの、自分ならこうする、なんて大人顔負けの物言い。
今ではオフ会についてきて「次はあれ着けたい」などという始末。
クルマの楽しみ方の一つとして、伝えていくのも親の役目である。
こじつけがましいかもしれないが、注ぎ込んだ分だけ、ストーリーが発生し、ドラマが生まれた。
まとめ
スイフトスポーツのウリはハイパフォーマンスなのに「手が届きやすい価格」にある。
その車にガンガンつぎこんでしまっては本末転倒ではないか・・・・
そう思って振り返ってみたが、決してそんなことはなかった。
いわばスイフトスポーツは楽しむための「ベース」なのだ。
もちろん、ノーマルで乗っても全然OK。素晴らしいクルマであることに疑いはない。
しかし、ちょびっとだけ性能に「スキ」を残してあるのも事実で、だからこそいろいろとパーツが発売されている。
これを楽しまない手はない。・・・・とすくなくともMetabonZは思う。
若い人には「こんな楽しいクルマがあるぞ!」と言えるし、オジサンには「あのころ欲しかったものが今なら」ともいえる。
スイフトスポーツは現代の「宝箱」のようなクルマだ。
Metabon宮
自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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