ZC33S コラム

【コラム】スイフトスポーツに似ているクルマ【フィエスタって知ってる?】

お、青いスイスポか・・・・・ん?

Metabon宮です。

ある日の事、とある駐車場での出来事。

さて買い物を終えて愛車宮号に乗り込もうと歩いていると・・・・

(ん?青いスイスポか・・・・いや違うな、これ、フォード?!)

ヘッドランプといい、グリルの形といい、なんとなくスイフトスポーツに似ていないか?

大きさも同じくらい。何というクルマだろう?

正面から見ると・・・

・・・・うん。違うクルマだ(笑)

サイドビューはぜんぜん似ていない。タイヤは195-45/16。
リアは日産ノートにもみえないこともない。


結論、一瞬似てる?と思ったがよく見ると全然違う。だが、なんだろうこのクルマ・・・

で、調べてみた。

フォード・フィエスタ 1.0EcoBoost(6AT)

全長 3,995mm
全幅 1,720mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,490mm
車両重量 1,160kg
燃費 (JC08) 17.7km/L
最小回転半径 5.0m
フォード・フィエスタ (Ford Fiesta)は、フォードが生産する、Bセグメントに属するハッチバック型の小型乗用車である。フォードの世界戦略車で世界の約140か国で販売されており、ヨーロッパではフォルクスワーゲン・ポロやプジョー・208などを抑えてベストセラーモデルとなっている。日本では販売拠点の少なさや為替の影響、戦略上の判断などにより販売台数が他の海外メーカーに比べて少ないため認知度では不利となっているが、2014年2月の日本再上陸に当たり、イギリスに比べてほぼ同仕様の価格が大幅に割安な設定とされた。日本仕様はドイツのケルン工場で生産されている。
2014年に追加された直噴ターボ+可変バルブ機構を持つ、新世代の1.0L 3気筒ターボ EcoBoostは、イギリスで開発が行われドイツで生産されるフォードで最も小型のエンジンで、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを2012年、2013年と2年連続で受賞しており、ダウンサイジングの最先端を走りながら、実用燃費の良さとターボによる力強さを兼ね備えていることなどが評価されている。 最高出力125PS/6,000rpm、最大トルクは一般的なガソリン1.6L – 1.8L並みの17.3kgm/1,400 – 4,000rpmで発生する。

wikipediaより

我らがスイフトの先を行くクルマだった!

調べてみると、ヨーロッパ・フォードのBセグメント・コンパクトカー。日本のフィットやマーチ、我らがスイフトと同じセグメントのクルマ。

2代目、3代目では提携関係にあったマツダ車のコンポーネントを使っていたことで、もしかしたらご存知の方もいるかもしれない。

このモデルは4代目で、マツダとは提携が切れて全く関連性はない。

デビューは2011年。2014年にマイナーチェンジを機に日本導入。
で、2016年にフォードが日本から撤退して販売は終了した。本国では5代目が2016年にデビューしている。

日本では知名度が低く、「知る人ぞ知る」クルマだが、ヨーロッパでは同セグメントのポロを押さえてベストセラー。

いち早くダウンサイジングターボを導入し、その1.0ターボエンジンは高く評価されているという。

現在では残念ながら中古車でしか手に入れることができない。

価格も60万から140万と非常にリーズナブルだが、メンテナンスなど困難が予想される面もある。

個人的には素イフトのRStとどう違うのか非常に興味がある(両方とも1・0直噴ターボに6ATの組み合わせ)。

スイフトより数年先に先進のスペックで登場していたフィエスタ。
現行スイフトはこの欧州で売れているフィエスタを横目で見ながら開発されたのではないか・・・と想像する。

どんな乗り味なのか、非常に興味がある。いつか乗る機会があったらレポートしたい。

そして、注目すべきはWRC仕様がすこぶるカッコイイこと。
このあたり、スイスポと通じるところがあると思うのだ。

Metabon宮

フィエスタWRC


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自動車物書きユニット MetabonZ。
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