ZC33S コラム

【今さら】タイヤの話#3【聞けない】

こんにちは。Metabon石です。
来週末からGWに突入するわけですが、外出は控え自宅で過ごしましょう。

え?暇だって??
はい、判ります判ります。
では、ワタクシのGW引きこもりプランの一部をご紹介しましょう。

1)徹底的に磨く(Get!ヌルテカボディ)
先ず、普通に洗車。その後、トラップ粘土で流水かけ流しによる鉄粉取りを徹底的にやる。

そして、以前にもご紹介しました、ワイズファクトリーさんのmy eternal 塗面光沢復元剤で、ボディ表面のくすみやこまか~い傷を除去!!

<500ccのデカボトルをキープ>

その後は同社のコーティング剤でプロテクト!!

車庫に篭って、ひたすら磨き、ヌルッとした艶々ボディをゲットする!

※石氏おすすめの「マイエターナル」シリーズ。高いけど、やっぱ違うわぁ、な仕上がりを保証!特に光沢復元剤が凄い↓↓(Metabon宮)

2)RCキットを組み立てる
昔、ラジコンとか流行りませんでした?(40代50代の方)
当時、世間ではファミコンも全盛期でしたが、ワタクシはラジコン派でしたね。で、小学5年の時だったか6年の時だったか、初めて本格的な組立キットを買ったのが、タミヤ模型の1/10スケール スバルブラッドでした。シャシーは基本マイティフロッグと共通なのですが、モーターが380だったり、デフが無く直結だったり、でもABS樹脂製の精巧なボディはワクワクしたものです。

で、時は経ち。

もう40才後半ですよ。
いつだったか、ふと立ち寄った大型ホビーショップのラジコンコーナーに懐かしいモデルが並んでる!箱絵も当時のまま。どうやらタミヤがスポット的に再販しているそうですね。で、件のスバルブラッドも、過去何度か再販されており、去年発売された、これ!!ブルーバージョンだそうです。

ええ、後先考えずに買ってしまいました。
ただ、買ったはいいけど、組み立てるのがもったいないような気がして(笑)

こうして時々引っ張り出しては箱を開け、眺めてニヤニヤ・・・
満足したらまた仕舞うを繰り返してました。が、そろそろ組み立てようかとおもってます。

まぁ、後は痩せる努力をしたり、
筋トレみたいなことをしたり、
家の中片づけて不用品を処分したり、
模様替えしたり、、、、

前置きが長くなりましたが、今回はタイヤのお話し#3です。
テーマは、、、↓↓↓

使い込んだタイヤインプレッション(PS91)

新品時のタイヤインプレは良く目にするが、5部山とか、スリップサイン間際まで使ったらどうなのか?っていうインプレを書く人って居ない(笑)

まぁ、そんなの興味が無い!とか、車を何年も乗ってる方はそりゃ減ったタイヤがどうなのかなんて経験的に知っているはずだし、車好きが集まりタイヤ談議になれば、あのタイヤは減ってくるとどーのこーのと言った情報が飛び交う。

一方で、我々MetabonZは、アジアンタイヤの紹介をしてきた。自分も宮氏も、ZC33SにアジアンタイヤであるPINSO PS91を実際に履いて試した結果、おススメできると断言する。ズバリ、安いのに性能はそこそこ、いや、充分なパフォーマンスを発揮する。こんなタイヤが1本6000円弱って、ちょっとした事件である。

でも、それって新品時の話でしょ?と思われるかもしれない。

現在、自分が履いているPINSO PS91 205/45R17は、宮氏のお下がりだ。自分の手元に来た時点で、約15000km走行、5~5.5分山だった。

そして数カ月ゴリゴリ使って、スリップサインまで1mm、2分山ってところまで来た。実はこの状態まで、ドライであれば5部山の時と比較してグリップの低下は殆ど感じない。

又、いつもの山をハードに攻めた時、軽くスキール音を発するのがこのタイヤの限界が近いサインだが、それも変わらない。某タイヤの様に急に限界が低くなったり、ロードノイズがやたら煩くなったりもなく、そういう意味では良いタイヤであると感じる。

ただし。
急激に変化が現れたのはウェットだ。
元々ライン装着タイヤであるコンチネンタルに対して雨は弱いなぁと感じていた。それは水たまりに突っ込んだ時の浮き上がりであったり、そもそも滑り出しが早い、のである。

その弱点(対コンチ)が、徐々にというよりは、ある時点で急激に露呈してきたのである。それは溝が減ったからというのもあると思うが、例えば、1速発進の時の喰わない感じはパターンではなくゴム質(コンパウンド)ではないかと思われる。でも街中ではなんとかなる。

どうにもならないのが、雨の峠や高速。特に雨の峠では突然ズルッと行く限界点が異常に低くなった。

COVID19で出勤日が減ったことをいいことに(つまり暇)、数か月前に外して保管していた純正ホイール&コンチネンタルに履き替えてみる。

使い込んだタイヤインプレ(コンチ・・)

純正ホイール+タイヤ、Continental ContiSportContact5 サイズは195/45R17 81Wである。ややロードノイズが大きく感じるが、グリップは申し分ない。特に熱が入った時は非常に粘る(が減りも早い)

冬はスタッドレスを履いていたり、パンクにより2本単位で途中交換したりしたため、実際どのくらい使用(走行)したのかはハッキリしないが、こちらもPINSO PS91と同様、2分山(スリップサインはで1mm)まで使い込んだものである。

尚、あまり評判が良くない純正ホイールは黒一色に塗装するとかなり印象が変わる。自分は艶あり黒(ホイール用の缶スプレー)で塗った。

さてと。
エア圧を調整し、早速試走をしてみる。

あれ?逆転した?!

コンチ2分山からピンソ5部山に履き替えた時、ロードノイズが減り、乗り心地が良くなったと感じたが、2分山どうしの比較(現在)はどうか?

乗り心地もロードノイズもコンチネンタルの方が良いことが判った。
そして良く転がる(空走感)感じ、ばね下が軽い感じ、ハンドリングも良い。

雨はどうか?
タイミング良く今日の関東は午後から雨だ。
ピンソが苦手とする雨のグリップもコンチネンタルの方が安心感がある。

腐っても餅、減ってもコンチネンタル、なのか?

まとめ

今回のように、履き替えて比較すると色々な発見がある。
全く問題ないと思っていたピンソも、実は気づかなかっただけで減るにつれて性能が落ちていたんだと。対してコンチネンタルはその性能低下率が低いのかもしれない。

今回、新品ではなく2分山どうしの比較であったが、この2分山に到達するまでのライフについてはピンソに分があるように思う。

さて困ったのは自分だ。
今、ニューホイールと同時にタイヤも新調しようとしている。
国産メーカーにしようと決めていたが、ヨーロッパメーカーも少し気になってきた。そもそも、このライン装着タイヤって、実は良いタイヤなんじゃないか?某オークションで新車外し品でも探してみようか??(性能は折り紙付き)

どっちにしろ、我が家にあるスイスポ用タイヤ2セット、どちらも2分山。

もう猶予はないぞ。。。

MetabonZ

自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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