お盆休みも終わってしまいましたね。今年はコロナ禍でいろいろと不安と不便がつきまとう休みでした。
そんな中、休み最終日にサササッと集まってサササッと解散のMetabonZMeeting(勝手に命名)してまいりました。
ZC33S、走るのはもちろん、並べるだけでも妙に楽しいんです。
オーナーのこだわりがわかる。だから楽しい。

ワタクシ、Metabon宮ですが、このところのあまりの酷暑ぶりや、COVID19による外出自粛、「一向に届かない羽」の件(しつこい)もあり、おうちでシコシコと親子でも楽しめるラジコン(ラジ活)に興味が集中してしまい、ZC33Sへの興味が一時停止状態にありました(笑)
そんな中、相方の石氏、そのお友達の尽力により、休み最後にちょこっとクルマ並べて楽しもう、とのお誘い。
少々重い腰を上げ、早朝のお山に集まって・・・・・
この手のミーティングで大事なのは、「とにかく会話すること」であるとワタクシは考えております。
ワタクシ、普段はシャイで見知らぬ人と会話を楽しもう、なんて思わないんですが、こと、「共通の話題」がある人となら結構話せたりします。
その中でも「考え方」や「こだわり」「ツボ」が似ている人と出会ったりするとこの上ない幸福感に浸れます。
そうそう、MetabonZもそうやって結成されたんです。
大事なのは「このクルマのこのパーツいいなあ」じゃなくて(それも大事だけど)、このオーナーさんどんな考えでこのパーツをチョイスしたのかな?
というところなんですよ。
不肖ワタクシ宮号に興味がある、という珍しい方もいらっしゃって、そんな方にはちょっとだけ同乗試乗なんかしたりして、「これいいでしょ?」とか「どうなの?どうなの?」を共有する楽しみもあったりします。
とにかく、話しかける、質問攻めにする(笑)
自分のクルマについて聞かれて嫌なオーナーさんはいないはず。
スイスポを楽しみましょう。
Metabon宮
早速気になるクルマをピックアップ

一台目はこの白のマシン。
もうね、とにかく「走りの雰囲気がある」ってことですよ。
パーツのチョイスひとつひとつが、イイ。実にイイ。
どこをどうしたらこういう雰囲気が出るかが分かってらっしゃる!!
もちろん雰囲気だけじゃなく、機能的、性能的にも考え抜かれたカスタマイズ。思わず唸ってしまいましたね。
オーナー様も気さくな方でブログ掲載の許可をいただき、質問攻め(笑)

リップスポイラーは定番のトラスト。あえてアイラインを入れていないところも新鮮です。インタークーラーはHKSの大型のものに換装されており、静かにどう猛さが増しています。バンパーの開口処理が美しい。
写真はありませんがBRIDE製のバケットシートがチラリ。

美しいクリアー塗装が施されたカーボンボンネットはカンサイサービス製。
ダクトのデザインで決めたとのこと。納得です。
塗装や取り付けはご自身でされたとか。なんでも本業が板金業だそう!
裏もきちんとボディ色で塗装してあったり、ゴムモールの処理も完璧。
神は細部に宿る、を実践されているオーナーです。
エアインテークはこれまた定番のSWK製。

ホイールは漢(おとこ)の8Jをぶち込んだブロンズカラーのアドバンレーシング。
本当は7.5Jにしたかったとのことですが、8J、正解です!
タイヤはこれまたZC33S乗りの間では定番化しつつあるダンロップ・ディレッツァZⅢ。やはりグリップは正義!!(笑)
かなり良いとのことで次のタイヤ選びが悩ましくなります。

本物のツライチとはこういうことだ!!(スペーサーとか使わないって意味ですよ)
足回りはブリッツのZZRダンパー。


?!見慣れぬマフラーと思ったら、なんとスルガスピード製じゃありませんか。この超絶な美しい曲げ。なんでも甲高いイイ音がするとか。実際に車内での音を聴きたかったです。

リアに大きなウイングはなし。これもオーナーさんのこだわり。
ECUはR’sをチョイス。
ひとつひとつの積み重ねが雰囲気をつくる

ということで、カスタマイズ図鑑#1はこのスイスポでした。
このほか、ボンネットの中も美しくカスタマイズされていましたが、写真を撮り忘れるミス(汗)
とにもかくにも、ひとつひとつ丁寧にカスタマイズを重ねた車両ってやっぱりオーラが違う感じがしますね。
筆者が「どうしてこれにしたんですか?」という質問をぶつけると、必ず明確な答えが返ってくるところに「あ、そうなんだ!」とか新たな発見があったりして新鮮な気分になれるわけです。
実は今回、集まり自体が短時間だったため、まだ、いろいろとオーナー氏に聞けていないことがあります。また今度お会いした時にでも聞きたいですね。
人様のカスタマイズを見て、我が車を見直す。
「自分はどうしたい?」
それを問いかけなおすのも、ミーティングの楽しみの一つであります。
・・・・・実はまだほかにも紹介したいクルマがありますが、それはまた次の記事で。
Metabon宮

自動車物書きユニット MetabonZ。
理系と文系の著者による「わかりやすさ」「読みやすさ」を目指したブログです。
豊富なクルマ遍歴と謎の知識量。日々頑張ってます。
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